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記事一覧

第853回 : 雨のなかの女 (フランシス・フォード・コッポラ監督)

フランシス・フォード・コッポラがあの『ゴッド・ファーザー』を撮る前の監督作品。とてもアメリカン・ニューシネマなアプローチをした作品だ。それに加えて非常にインディペンデントらしい即興的な演出、自由なストーリー展開が印象的だ。シャーリー・ナイトが演じる若妻が恐らく夫からのDVか何かが原因で自分探しの旅(=即ち家出)をする訳だが、妊娠しているにも関わらず男を引っ掛けようとしていたのか、たまたま、大学を追い出...

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第134回 : ガール・オン・ザ・トレイン (テイト・テイラー監督)

『ウィンターズ・ボーン』で頭角を現したテイト・テイラー監督作。主演のエミリー・ブラントが化粧っ気を排除してアル中女を熱演。サスペンスとしては中々楽しめた。一方でアル中目線であるが故、記憶に欠損がある事を都合良く用いてミスリード演出が過ぎたかなと思われる展開もあり。しかし徐々に明白になっていく事実には興奮を覚えた!。3人それぞれ女性の立場・境遇を表しておりただのスリラーではなかったね。それを意識し過...

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第852回 : マローボーン家の掟 (セルヒオ・G・サンチェス監督)

ホラーかと思って鑑賞していたけれどもサスペンス作品だったね。結構、質感も穏やかで丁寧な作りで好感が持てた。『1917』のジョージ・マッケイが出演していた事も知らずに見始めたが、彼の演技や存在感は『1917』で示した通りだった。顔付きが映画向きではなく地味目だと思っていたが、今後が益々楽しみな俳優だ。また、次男坊のチャーリー・ヒートンも出番は少ないが閉塞感が溜まってしまった若者を好演していたと思うよ。そして...

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第132回 : デューン 砂の惑星 (デヴィッド・リンチ監督)

リンチが自ら残念な出来と評している作品。編集権等、本来であればリンチが力を発揮するべき権利を奪われてしまった事で作品自体が死んでしまい発散してしまったのが本作品の失敗原因なのかな。一方でリンチの悪趣味描写は随所に観られて、そういう点では充実した不思議な作品。『ツインピークス』で宇宙を舞台にした様な感すらあった(笑)。ティモシー・シャラメ主演でのリメイクはどうなのか分からんけれども、楽しみではある。マ...

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第851回 : チェンジリング (ピーター・メダック監督)

中学生の頃に地元の二番館でダリオ・アルジェントの珍作『インフェルノ』との二本立てで本作を見て以来の鑑賞。当時はひたすら地味な作りだと思っていたが、ところがどっこい導入〜サスペンス〜オカルトの段階でしっかりと作られており好印象だった。サスペンスの部分は下手をすると安っぽいサスペンス作品な感じにも陥ってしまう所ではあったが、ジョージ・C・スコットの演技に救われているという印象もあったね。やはり主演があ...

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第131回 : アマデウス (ミロス・フォアマン監督)

筆者が好きなミロス・フォアマン監督作品という事もあり、全く飽きずに観られた。初見は、丸の内ルーブルだったと記憶していたが、あの劇場も作品同様格調高いモノだったね。モーツァルトの持って生まれた才能とサリエリの努力(本人はそう思っている)で積み上げて来たキャリアとのギャップが大きく乖離し、憧れと嫌悪による葛藤を見事に描いていた。また久しぶりに観たくなった。マイスコア : 4.0 / 5.0アマデウス ディレクターズ...

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第130回 : カリブの熱い夜 (テイラー・ハックフォード監督)

フィル・コリンズの主題歌のプロモーション・ビデオを観て、この映画はきっと傑作ではないのか?と興奮しながら待った初日。銀座プランタン隣の映画館だったか、高校の授業を終えて張り切って観賞。その結果、見事に撃沈。シナリオが雑で序盤に置いたネタを回収することなく、メロドラマ展開。序盤と中盤以降で映画のジャンルがガラッと変わってしまった印象。ハックフォード監督は30年代の犯罪ノワール的なテイストにしたかったの...

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第850回 : アンカット・ダイアモンド (ベニー・サフディ/ジョシュア・サフディ監督)

全てが無軌道で、どこに着地しようとしているのかがラスト直前まで見えない作品。これは見る側もとても居心地が悪い。それに主人公の宝石商としてのギャンブル的なビジネス観、または回転操業状態の金の出入り、仕方ないからかハッタリをかましたりしてその場を去なす。とても映画の主人公とは思えない行為であるが、アダム・サンドラーがバッチリとハマっている、見事だった。エチオピアのユダヤ人から購入したオパールの原石(邦...

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第129回 : サイコ2 (リチャード・フランクリン監督)

公開初日にニュー東宝シネマで観賞。どんだけ『サイコ』が好きなんだか(苦笑)。前作が偉大過ぎて本作の評価が難しいけど、そこそこ面白かったと記憶。登場するメグ・ティリーもボーイッシュで可愛い。前作を踏襲するカット割りや出演者でオマージュを表現、意表をついたエンディング。でも、このエンディングってTVシリーズ『ベイツ・モーテル』との整合は取れているのかな?マイスコア : 3.0 / 5.0 サイコ2(Blu−ray Disc)価格...

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東朴幕院

Author:東朴幕院
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